【コラム】不動産の相続・活用を見直す好機
国土交通省が3月に発表した令和7年地価公示によると、全国の地価(全用途平均)は前年比+2.7%と、4年連続の上昇となりました。
三大都市圏では、住宅地:+3.3%、商業地:+7.1%
地方四市(札幌、仙台、広島、福岡)も住宅地:+4.9%、商業地:+7.4%
と拡大傾向が続いています。
◇ 地方も上昇。流山・つくば・富良野・千歳が注目
注目エリアの一つが、千葉県流山市や茨城県つくば市などのつくばエクスプレス(TX)沿線地域です。
・流山市では、住宅地の平均変動率が前年比+13.6%と、前年の+10.1%
からさらに上昇し、県内で最も高い上昇率を記録しました。
・つくば市では、住宅地の平均変動率が前年比+4.47%となり、TX沿
線の需要増加が地価上昇の要因となっています。
その他、全国で高い上昇率を記録した地域例として
・千歳市(商業地):最大+48.8%(全国1~3位独占)
・富良野市(住宅地):+31.3%(リゾート再評価)
が挙げられます。
都市部からの移住需要や、企業立地・再開発に伴うニーズの高まりが、不動産価値の再評価につながっています。
◇ 地価上昇の今こそ、相続・名義変更の見直しを
地価の上昇に伴い、相続税評価額(路線価)や固定資産税評価額の見直しが想定されます。
以下のような方は早めの行動をおすすめします。
・遠方の不動産を相続予定の方
・空き家・利用していない土地をお持ちの方
・「名義変更は後で」と放置している方(※令和6年4月より相続登記は義務化)
今なら「売却・贈与・共有整理」など、地価が上がる前より有利な選択肢を検討できる可能性があります。
◇ 相続・活用・売却まで、REAXグループのワンストップ支援
REAXグループでは、つくば・千葉・横浜のほか、札幌、ニセコなど主要エリアに支店を持ち、また、司法書士・不動産鑑定士・行政書士・土地家屋調査士・弁護士が連携し、不動産に関するお悩みを総合的にサポートしています。
・相続登記・名義変更(義務化対応)
・不動産の評価・分筆・売却支援
・空き家の利活用(民泊化・賃貸化・リースバックなど)
・生前贈与・家族信託などの承継対策
相続や不動産についてのお悩みはつくば相続遺言相談センターまで!
この記事の執筆者

- REAX司法書士法人 代表 平子 剣士
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保有資格 司法書士、不動産鑑定士、宅地建物取引士 専門分野 相続全般、不動産領域 経歴 大学卒業後、都内司法書士法人にて、金融機関、不動産会社、各士業事務所等からの依頼による不動産登記業務に従事。
司法書士業務従事中に不動産鑑定士試験合格。
その後、世界最大手の事業用不動産会社(シービーアールイー株式会社)にて、J-REIT、不動産ファンド、金融機関等からの依頼による鑑定評価・コンサルティング業務に従事し、その後独立。
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