【コラム】未登記建物の問題点
皆様が所有されている建物は登記がされていますか?
建物を建てた際に一番最初にすべき登記のことを「建物表題登記」といい、法律で登記が義務付けられていますが(不動産登記法第47条)、建築当時にそれが義務であることを知らずにそのまま放置していたということがあります。
この場合、この建物を購入したいという方が現れたとしても、未登記のままだと買い手は住宅ローンを組むことができない可能性があります。融資を受ける必要がなければ購入は可能ですが、購入者が限られてしまうため売却手続が滞ってしまうかもしれません。
また、本来は土地上に住宅があれば、土地の固定資産税や都市計画税を軽減することができますが、場合によっては自治体が建物の存在を把握しておらず、減税の適用を受けられていなかったということがあるかもしれません。
その他にも未登記建物が負うリスクは多いため、所有している建物が未登記の場合には速やかに登記をすることをおすすめします。
ご自身のためにもご家族のためにも、一度ご所有されている不動産の現状を確認してみてはいかがでしょうか。
相続対策や不動産の処分のお悩みはつくば相続遺言相談センターにご相談ください。
この記事の執筆者
- REAX司法書士法人 代表 平子 剣士
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保有資格 司法書士、不動産鑑定士、宅地建物取引士 専門分野 相続全般、不動産領域 経歴 大学卒業後、都内司法書士法人にて、金融機関、不動産会社、各士業事務所等からの依頼による不動産登記業務に従事。
司法書士業務従事中に不動産鑑定士試験合格。
その後、世界最大手の事業用不動産会社(シービーアールイー株式会社)にて、J-REIT、不動産ファンド、金融機関等からの依頼による鑑定評価・コンサルティング業務に従事し、その後独立。
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