つくば・守谷で相続・遺言の相談なら

ご相談内容

Aさんのもとに、先日、面識のない人物の遺産相続に関する連絡が突然届きました。
内容を確認したところ、どうやらAさんはその方の相続人の一人に該当する可能性がある、というものでした。

しかし、

• 被相続人に心当たりがない

• 他にどのような相続人がいるのか分からない

• マイナスの財産（借金等）が含まれている可能性がある

といった事情から、Aさんは「正直、相続したくない」というお気持ちを強く持たれていました。

また、

• 他の相続人と連絡を取るつもりはない

• そもそもこの連絡自体が詐欺ではないのか

という点にも強い不安を感じ、専門家への相談を決断されました。

なお、Aさんには配偶者はいるものの、兄弟やお子様はいない状況でした。

相続関係

• 被相続人：面識のない方

• 相続人：Aさん（他の相続人の有無・詳細は不明）

• Aさんの家族構成：配偶者あり／兄弟・子なし

つくば相続遺言相談センターからのご提案

まず、当社では「この連絡が本物かどうか」を含め、状況の整理から行いました。

突然届く相続の連絡は、

• 実際に相続が発生しているケース

• 第三者（債権者・管理会社・弁護士等）からの正式な通知

• まれに詐欺的な連絡

など、複数の可能性が考えられます。

そこでAさんには、

• 相続開始の事実関係の確認

• Aさんが法定相続人に該当するかどうか

• マイナス財産の有無を含めたリスク

について丁寧にご説明しました。

その上で、
他の相続人と連絡を取る必要がなく、将来的なリスクを確実に回避できる方法として、
家庭裁判所での相続放棄手続きをご提案しました。

解決までの流れ

当社のサポートのもと、

1. 相続開始の事実およびAさんの相続人該当性の整理

2. 相続放棄が可能な期限内であることの確認

3. 家庭裁判所への相続放棄申立書類の作成・提出

を行いました。

相続放棄は、他の相続人と連絡を取らずに単独で行うことが可能であるため、
Aさんのご希望どおり、余計な関与やトラブルを避けた形で手続きを進めることができました。

解決のポイント

本件では、

• 突然の相続連絡に対する不安を放置しなかったこと

• 詐欺かどうかを含め、事実関係を冷静に整理したこと

• マイナスの相続リスクを早期に遮断できたこと

が、トラブル回避につながりました。

結果として、Aさんは被相続人に関する一切の権利・義務を負うことなく、安心して日常生活に戻ることができました。

同様のお悩みをお持ちの方へ

「知らない人の相続の連絡が来た」
「相続人と言われたが、本当か分からない」
「借金があるなら関わりたくない」

このようなご相談は、決して珍しいものではありません。
相続放棄には期限があるため、少しでも不安を感じた場合は、早めに専門家へご相談ください。

つくば相続遺言相談センターでは、「相続」及び「不動産問題」のご相談を多くいただいております。

「相続」及び「不動産問題」のリスクを抱えている方、お困りの方がご相談しやすいように無料相談を実施しております。

どうぞお気軽にご連絡ください。

ご連絡はお電話もしくはメールよりご連絡下さい。

お電話：0120-437-142（受付時間：平日9：00～18：00）